Google広告(ぐーぐるこうこく)

Google広告とは、Googleが提供しているWeb広告サービスのことを指します。Google広告はGoogle検索エンジンのほか、Googleが運営しているYouTubeやGmail、Webサイトなどに広告を表示させることが可能です。Google広告はもともと「Google AdWords」という名称でしたが、2018年7月24日に「Google広告」に変わりました。Googleの検索エンジンは世界シェア率9割を超えており多くのユーザーが使用するため、Google広告を掲載することは自社の目的達成に向けた有効な手段といえます。
広告の種類は「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「動画広告」などがあげられます。リスティング広告は検索広告とも呼ばれ、検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに対してテキスト形式で広告を表示させる種類です。複数の見出しや商品の説明文を登録することで、ユーザーに最適な組み合わせで自動表示させるレスポンシブ検索広告という機能も使えます。キーワード検索をするユーザーはすでに商品・サービスに関連する情報に興味を持っている可能性が高いため、効果的なアプローチが可能な広告の種類といえます。ディスプレイ広告は「バナー広告」とも呼ばれる種類で、画像や動画、テキストの組み合わせで表示できます。GoogleディスプレイネットワークというGoogleが提供する200万以上を超えるWebサイトを通じて配信されるため、自社商品・サービスの認知度を高めたいときに有効な種類です。動画広告はYouTubeに広告動画を表示する種類で、ユーザーが視聴する動画の本編内や、検索結果にも表示されます。YouTubeは幅広い年齢層のユーザーが利用しているため、ディスプレイ広告と同じく認知度向上に向いている種類です。動画の場合は視覚だけでなく聴覚にも印象を残すことができるため、動画広告はより広告効果が期待できる種類といえます。
Google広告の課金方式には3つの種類があります。ひとつはクリック課金と呼ばれる種類で、ユーザーがクリックするごとに課金される種類です。商品購入や資料請求など、コンバージョン達成を目的とする場合に有効です。もうひとつは、インプレッション課金と呼ばれる種類で、広告が1,000回表示されるごとに課金が発生します。認知度の向上を目的とする場合に、ディスプレイ広告や動画広告と組み合わせて設定すると効果が見込める種類です。そのほか広告視聴課金という種類もあり、YouTubeで広告を表示させる際に、広告の視聴時間・広告クリックの操作で費用が発生する仕組みのものもあります。
Google広告は、オークション形式で広告が掲載されるかどうか決まります。Google広告には広告ランクという基準があり、広告ランクは「入札単価」「品質スコア」「ユーザーが検索に至った背景」「広告表示オプションの活用」などの要素で決まります。Google広告の入札単価は、1回あたりのクリック単価の上限のことを指します。品質スコアはGoogle広告の表示回数に応じてのクリック率や、表示されるGoogle広告の内容とユーザーの検索意図との一致具合、ランディングページの品質などによって10段階で評価されるものです。入札単価だけで決めてしまうと、資金を多く持つ企業の広告が優先的に表示されてしまい、広告内容とユーザーが求める情報が一致しない可能性があります。そのため、Google広告は入札単価だけではなく広告やランディングページの品質も含めて評価される仕組みになっています。
Google広告のメリットとして、高精度なターゲティングが可能な点があげられます。Google広告ではユーザーの年齢や性別、地域や興味関心など「人」に対するターゲティングのほか、指定したサイトを閲覧したユーザーに広告を表示する「場所」のターゲティングも可能です。Google広告は配信成果が確認できるため、効果的なターゲティングの組み合わせを分析しながら広告効果を高めていくことが可能です。Google広告は低予算からでも広告掲載できる点もメリットです。Google広告では入札単価は低くても、広告や自社サイトの品質を向上していくことで、入札単価の高い競合他社よりも上位に広告表示できる可能性があります。よりGoogle広告の費用対効果を高めるためには、コンバージョンにつながらないユーザーはターゲティングから除外するなど、分析と対策を取っていくことが重要になります。
一方、Google広告は低予算でも広告を掲載できることから、競合数が多くなる場合があります。競合数が多い場合、入札単価次第では上位表示が困難になる可能性がある点がGoogle広告のデメリットといえます。まずは低予算から始め、分析と改善を繰り返しながらGoogle広告の効果を高めていく必要があるといえます。効果的なGoogle広告の運用のためには、キーワード選定も重要です。Google広告における有効なキーワード選定のためには、まず自社商品・サービスを訴求するターゲットを明確にする必要があります。ターゲットが明確になることで、ユーザーの悩みと自社の商品・サービスとの関連性があるキーワードを選定できるようになり、その結果Google広告の効果を最大化させることにつながっていきます。