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SEO対策に必須!ホームページの metaタグとは

ホームページやECサイトなどのWebサイトを運営する上で、必須ともいえるのがSEO対策。Googleの検索エンジンにWebサイトを最適化させるために重要な対策といえるでしょう。ここで効果的な対策ができていれば、GoogleやYahoo!の検索結果で上位表示させることができ、ホームページの集客アップにもつながります。SEO対策について調べていると、よく出てくるワードのひとつに「metaタグ」があると思います。よく聞くワードでも「実際にどんな設定をすればいいのか」「どうしてSEO対策に効果的か分からない」人も多いかもしれません。今回は、SEOにも影響するmetaタグについて、metaタグの概要や種類、メリットをご紹介します。

目次

metaタグとは

metaタグとは、検索エンジンを含むブラウザなどのシステムやソフトに向けた情報のことを指します。ホームページ内には、ユーザーが見ることのできるテキストやデザインなどの情報以外にも、多くの情報が含まれています。そのような情報にタグを付けることによって、検索エンジンに必要な情報を提供したり指示を出したりする役割を果たしているのです。検索エンジンは、metaタグで設定された情報を元に、ホームページの内容やカテゴリを見て、価値のあるホームページかどうかを判別しています。

SEO対策で活用できるmetaタグ

実際にSEO対策のためにホームページで活用できるmetaタグには、どのような種類があるのでしょうか?9つのmetaタグについて説明していきます。
〇メタディスクリプション(meta description)
メタディスクリプションとは、記事の概要を短い文章で説明するmetaタグです。検索結果が表示されるページでは、記事のタイトル下に表示されています。メタディスクリプションは、検索エンジンによる上位表示のための評価には直接関係がないとも言われていますが、タイトルの次にユーザーの目に留まりやすいので、ホームページの集客アップのためには重要なmetaタグです。ユーザーにクリックしてもらうために、SEO対策用に設定しているキーワードを冒頭に置き、ユーザーへの内容の説明、行動を促す言葉という流れで書いていきます。メタディスクリプションを書く際は、ユーザーがこの文章を読んで、クリックするかどうか判断するということを意識することが大切です。表示される文字数は使用するデバイスによって異なりますが、限りがあるので120文字程度に収めることを意識してください。スマートフォンの場合は、80文字程度しか表示されないので、前半にキーワードを持ってくるように書くと効果的です。
 
〇タイトルタグ(titleタグ)
メタディスクリプションと合わせて対策をすることが多いタイトルタグは、厳密にはmetaタグではありません。とはいえ、検索エンジンはタイトルタグに含まれているキーワードからも、どのようなホームページなのか判断すると言われているため、SEOにも影響があります。タイトルタグには、まずSEOに設定している記事のキーワードを含めるようにしましょう。Google、Yahoo!などの検索ページによっても異なりますが、タイトルタグは30文字前後で途切れてしまうため、30文字前後で収まるように設定します。ユーザー目線に立って、クリックしたくなるような魅力的なタイトルをつけると、クリック率の向上にもつながります。
 
〇文字コード
metaタグで文字コードを指定することも重要です。文字コードとは、文字をコンピューターで処理するための、文字に割り振られた固有の数字のことです。代表的な文字コードには、UTF-8やshift_jisなどがありますが、どの文字コードで表示するか指定しておかないと、海外版のブラウザから見た時などに文字化けしてしまう可能性があります。文字化けしてしまうと、検索エンジンによる評価にも影響が出てしまうため、metaタグを使って文字コードを指定しておくことは大切です。
 
〇カノニカルタグ(canonicalタグ)
カノニカルタグとは、どのページが評価対象にしてほしいページなのか、検索エンジンにURLを指示するためのmetaタグです。ホームページのなかに中身が重複したページが存在している場合、検索エンジンにコピーコンテンツだと見なされてしまい、検索エンジンの評価が悪くなってしまう可能性があります。そのような悪影響を回避するため、カノニカルタグを使用することで、重複したページのなかで検索エンジンの評価対象にするページのURLがどれなのか、ということを伝えることができます。
 
〇OGPタグ
OGPタグは、SNS上でシェアされた時の表示内容を決めておくことができるmetaタグです。OGPタグを設定していない場合、FacebookやTwitterなどのSNSでシェアされると、SNS側で自動的に画像や説明文の表示をしてしまいます。SNSでユーザーの興味を引き付けるためには、タイトルや説明文、画像、URLなどを適切に表示することが重要になるため、OGPタグによってあらかじめレイアウトを設定しておくことが重要です。
 
〇DOCTYPE宣言
DOCTYPE宣言とは、HTMLの書き出しで、ブラウザにどんなドキュメントか知らせるmetaタグです。DOCTYPE宣言を設定することにより、文字化けを防いだりテーマを明確にしたりするなどの効果があります。
 
〇ビューポートタグ(viewportタグ)
ビューポートタグは、ホームページの表示をスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に対応させ、見やすく表示されるようにするためのmetaタグです。モバイル端末での最適化をしていないと、スマートフォンなどで表示した際に、文字が小さく閲覧しづらくなってしまいます。近年はモバイル端末でアクセスするユーザーが非常に多いため、欠かせないmetaタグです。
 
〇noindex・nofollow
ホームページ内の、質が低い記事を検索エンジンから除外するためのmetaタグがnoindex、除外した記事からのリンクをたどらないようにするためのmetaタグがnofollowです。noindexやnofollowといったmetaタグを使うことによって、ホームページ全体の質を落とさないようにするなら、検索エンジンの評価に良い影響を与え、SEO対策に役立ちます。
 
〇メタキーワード(meta keywords)
メタキーワードは、以前はSEO対策のためによく使用されていましたが、近年はメタキーワードを使っても、高いSEO効果は見込めなくなっていると言われています。以前より検索エンジンの精度が向上したため、わざわざタグをつけてメタキーワードだと伝えなくても、重要なキーワードを認識できるようになったようです。メタキーワードを設定する際は、SEO対策用に設定しているキーワードや関連するキーワードを3~5個ほど設定し、コンマでつないで記述します。

metaタグを設定するメリット

metaタグの1番のメリットは、システムに向けた情報を設定できるため、検索結果に影響がある点です。metaタグを使用してホームページの構造やページの内容を分かりやすく知らせることができるなら、検索エンジンが情報を把握したり判断したりがしやすくなります。また検索エンジンの評価へ悪影響になりかねない情報を除外することもできるため、Google検索結果の表示に良い影響を与えることができます。またmetaタグは、ユーザーのクリック率アップにつながる点も評価されています。metaタグのなかでも、特にタイトルタグやメタディスクリプションは、ユーザーが見ることができるため、ホームページの内容を分かりやすく伝えたり興味を引いたりすることで、クリックしてもらいやすくすることが可能です。またSNSでシェアされた際に魅力的に表示されるよう設定しておくことも、クリック率の向上につながります。

metaタグを設定してSEO対策を

metaタグの設定は、ホームページの運営に欠かせないSEO対策の1つです。ホームページの情報を伝えることや指示を出すことができるmetaタグは、検索結果に良い影響を与えます。ユーザーの目線に立ってメタディスクリプションやタイトルタグを設定することにより、ユーザーの目に留まりやすくなり、ホームページの集客にも役立つでしょう。
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